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コミュニティユースワーカー活動報告

NPO法人PIECESが運営するコミュニティーユースワーカーの活動報告ブログ

失敗からゲーム作りの奥深さをを学ぶ!第2回プロゲームクリエイターとのゲーム制作イベント!

プログラミング教室 活動報告

ゲームクリエイターの方達と第2回目のゲーム制作イベント!

前回のブログはこちら。

「ゲームをつくってみたい」その思いに応えてゲームクリエイターとゲーム制作イベント開催! - コミュニティユースワーカー活動報告

 

前回は、ゲーム制作に必要な3つの役割を教えてもらい、2チームに分かれて、インベーダーゲームと動物育成ゲームを作るチームに分かれてそれぞれ作業しました。

ゲームの全体構成を決め、キャラクターの絵を描き、その絵をプログラムで動かすところまで進みました。
 
さて、今回はどこまで進んだでしょうか!
 
前回のイベントがとてもよかったのか、ほとんどの子が変わらず参加してくれました!(いつもイベントはドタキャンなどする子が多い中これは奇跡です!)
 
数人今回が初参加の人もいたので、まずは前回の振り返りから。
次に、宿題の成果を発表!
 
インベーダーチームは気合を入れて自主勉を何回か行っていました。
が、しかし前回決めたゲームの構成から大きく外れて作りたいものを作ってきたという状態でした笑
インベーダーチームはとりあえず、軌道修正から始まりました笑
 

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動物育成チームは、なかなか集まりなどができなかったので、宿題は進展なし。
 
この日は、説明の時間はほとんどなく、それぞれのチームに分かれて、開発の時間を多くとりました。
わからないことや作ってみたいことがあれば、すぐにプロに聞くようなスタイルで進めていきました。
 
インベーダーチームは、軌道修正から。
とりあえず、「おれら何作るんだっけ?」というところから確認。前回アイデアを出したポストイットを見ながら振り返り。
プロの方から「このチームは、ミスするタイプのチームだな〜笑」と言われ、高校生たちは「いや、おれら絶対ミスしないし!」と対抗。
その勢いで、前回の振り返りから、この日のタスクを洗い出すことに。
挙げたタスクは以下のとおり。
①ストーリー
②キャラクターを出す
③ステージ作り
④衣装作り
⑤敵キャラ作り
⑥BGM
⑦武器を3Dにする
それぞれのタスクの担当を決め、作業に取り掛かろうとしました。
そこで、プロの方からツッコミが。
 
「このチームは盛り込みすぎ笑 まずこのゲームの一番面白い部分はどこ?そこを中心にまず作っていったらいいと思うよ」と言われ、優先順位をつけることにしました。
私たちは、主人公が武器で敵を倒していくゲームを作るんだと立ち返り、キャラクター(主人公)を動かすこと、敵キャラを作ること、武器を作ることの3つに絞って担当を決め、作業をはじめました。
 
一方、順調な動物育成チーム。
チームメンバーは小学生の姉妹2人、高校生の男の子1人、CYWの3人でした。小学生の姉妹2人が主にゲームの設定のアイデアを考えてくれて、ゲームのイメージをチームメンバーみんなで固めていきました。そのイメージを元に、高校生の男の子がプログラミングでアイデアを形にする役目を担いました。
(この辺りのチーム感や計画性がインベーダーチームにはありませんでした笑)

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■小学生女子によるゲームストーリー作成とキャラクターデザイン

 小学生姉妹は、久しぶりに前回プログラミングをした仲間たちや新しい大人たちと話ができて、楽しく過ごしている様子でした。

 小学生姉妹のお姉ちゃんは前もって家でアイデアを考えてくれており、自分の考えたことをゲームの動きにより反映させたいという意思が伝わってきました。お姉ちゃんの頭の中でゲームの全体像がイメージできているということもあり、今回は全体像からより具体化する作業を行いました。

 具体化するために頭の中のイメージを文章やイラストに落としていく作業は地道で大変そうでしたが、これが今後、製作中のゲームの中で実際に反映されるようになると、よりやりがいも感じられるようになって、物事に取り組む姿勢なども学んでいけるのではないかと思いました。

 

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■男子高校生のプログラミング

 高校生の男の子は前回作成したゲームの動きより発展させた動きをプログラミングできるよう挑戦しました。普段、プログラミング言語に触れている彼も、初めてのゲーム制作ということもあり、はじめから動きを実装することは難しそうな様子でした。

 そこで、最初にメンターを努めて下さっているゲーム制作会社の方が見本を見せてくれ、ひとつひとつプログラムの意味を教えてもらいました。実装する予定のプログラムを理解した上で、今度は実際に高校生自身で考えながらプログラミングをやってみました。前回のイベントではゲーム制作会社の方が動きのプログラミングの大部分を実装してくれたこともあって、今回が高校生自身でやる実質はじめてのプログラミングでした。

 お手本で見たプログラムを見よう見まねで打ち込んでいく高校生。実際に実装する際の動きはお手本の動きと微妙に違っていたので、この段階で、高校生も自分で考えながらプログラミング。途中まで終えた段階で、メンターの方から「いい線いってる!」とのことで、さらにプログラミングを進めていきました。

 その結果、予定していた動きの大部分をほぼ自力で実装することができました。高校生自身、前回に比べてかなり手と頭を動かしながらプログラミングができたので、「楽しかった」と笑顔で感想を述べていました。

 

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その頃、インベーダーチームは、
プログラムを書くチームと、書いたキャラクターの絵をパソコンに取り込み、トリミングをする作業に分かれていました。
 
まずは、キャラクターを上下左右自由に動かせるようにプログラムを書き、その後、武器を持って飛ばすプログラムを書きました。
 
キャラクターの絵は完成していたので、敵キャラの絵を描き、武器の種類も増やし、背景の画像も書くことにしました。
そうした作業を進めていくのと同時に、キャラクターの画像に余白が残っているので、輪郭通りにトリミングしたいという話になり、フォトショップを使って、トリミング作業を習いました。
まず、CYWの一人が、トリミングを習うと、それを高校生に伝授していきました。みんな自分が書いた絵を、順番順番でトリミングしていく。
最終的にはトリミングができる人間が5人に増え、トリミング業者のようになっていきました。
みんないい気になって、隣のチームに「なんならトリミング手伝ってあげようか?」と自慢げに言っていると、「それ下請け業者じゃん!」というツッコミが入り、一同爆笑。
 
そんな一幕もありながら、休憩タイム。
 
この日はまさかのケーキの差し入れが人数分あり、学年が下の子たちからケーキを選ぶ権限をもらって、みんなで仲良くケーキを食べました。
 

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ここまで作業を重ねたことで、みんなチーム感が出てきて、温かい空気が流れていました。
 
休憩後も開発を重ね、いよいよ終わりの時間が迫ってきました。
 
この成果発表を1チームずつ発表しました。
 
まずは、インベーダーチームの発表から。
インベーダーチームは、トリミングは完璧に仕上がってて、画像のデータがすっきりしていて、少しゲームっぽくなっていました。
キャラクターが上下左右自由に動き、キーを押すと、武器が発射されるものの、敵を貫通していく笑 というところまで作れました。
この後は、敵に当たったら敵が消え、効果音などをつけたいと話し発表終了。

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続いて、動物育成チーム。男子高校生がプログラミングしたゲームの動きを説明し、小学生姉妹のお姉ちゃんがゲームの設定や今後のストーリーについて発表してくれました。
キーが押されたら、犬を抱えるアクションが起こります。持っていく、持っていかないの選択肢が画面に表示されると会場からは「すげー」「やべー」と歓声が起こりました。
そして、この先には、こんなストーリーがあって〜とアイデア満載で今後何を作れば良いかまで明確でした。
 

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この発表を聞いたインベーダーチームは、「おれらやばいじゃん笑」と焦りはじめ、プロの方々のコメントでも
「このように、あれを作りたい、これを作りたいと各々がバラバラに作っているとゲームは成立しない。実際の仕事でもこうして作られたゲームが結局完成しないままボツになってしまったこともたくさんある。インベーダーチームは、失敗しない!と意気込んでいたけど、失敗してほしいなぁ〜笑と思って見てました笑」とアドバイスと実体験を話してくれました。
 
 
この話を聞いたインベーダーチームはなんとなくゲーム制作をどのように進めて行けば良いかわかりはじめたようで、終わった後すぐ軌道修正のミーティングを行いました。
「おれらこれ作ったら次何するんだ?」というところから始まり、隣のチームを見て、ゲームの構成が何も決まっていないことに気づきました。
このミーティングでは、「これを作れば何回でも遊べる面白いもの」を意識して、必要最低限のゲームの構成要素を考え、まずそこから作り込むことから始めました。
キャラクターの動き、敵の動き、武器の動きを決め、どのようにゲームが進んでいくかを整理し直しました。
そして、次第に余計な機能をつけそうになりながらも最低限やらなくては行けないことを絞れるようになり、次回までの宿題も決まりました。
この軌道修正ミーティングから、チーム感が出はじめたような気がしました。
 
失敗から学ぶことは多い。
 
インベーダーチームは勢いよく失敗をし、そこから軌道修正して、自分たちが何が足りていないのか、何をしたら良いのかを全員でアイデアを出し、しっかりと軌道修正することが出来ました。
動物育成チームをだいぶ差ができたように感じますが、これからのインベーダーチームの追い上げをお楽しみに!笑
 
 
今回は、動物育成チームの姉妹の止まらないアイデアがすごいとみんな注目していました。そのアイデアをベースに作業を分担し、チームとして機能している動物育成チーム。
なかでも、皆の前で発言することが苦手で第一回では発言しなかったお姉ちゃんが、今回はそこまで嫌がることなく発表することができました。まだ二回目の開催ではありますが、短期間でも子ども達の成長を見ることができました。

つながりのなかった子ども達が一緒にゲームを作ることですごく仲良くなっていく姿が印象的でした。

それそれチームの特徴も違ってて、これからの進展が楽しみです!「次回は楽しみにしとけ」と意気込んでいたインベーダーチームはどうなるのでしょうか!

 

次回はなんとクリスマスイブに開催!みんなイブは暇しているようです笑

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