コミュニティユースワーカー活動報告

NPO法人PIECESが運営するコミュニティーユースワーカーの活動報告ブログ

2016-01-01から1年間の記事一覧

失敗からゲーム作りの奥深さをを学ぶ!第2回プロゲームクリエイターとのゲーム制作イベント!

ゲームクリエイターの方達と第2回目のゲーム制作イベント! 前回のブログはこちら。 「ゲームをつくってみたい」その思いに応えてゲームクリエイターとゲーム制作イベント開催! - コミュニティユースワーカー活動報告 前回は、ゲーム制作に必要な3つの役割…

見えない「子どもの貧困」に立ち向かう。課題を抱えた子どもたちに支援を届けるために必要なこと

近年、児童虐待や餓死をして死亡してしまう子どものニュースが取り上げられることが増えてきている。 子どもの貧困や虐待は、深刻化してから「事件」として表に出てきてしまう。 しかし、そうした子どもや家庭が深刻になる前に、何かしらの支援につながり、…

「ゲームをつくってみたい」その思いに応えてゲームクリエイターとゲーム制作イベント開催!

ある一人の子が「プログラマーになりたい」と話していました。 パソコンは持っておらず、教えてくれる人もいない。 彼に関わっていたCYWが中心となり、これまでプログラミングを教えられる人を探し、教えてもらう機会を数多く作ってきました。映像制作、ゲー…

立場を越えて、誰かの人生にとっての幸福を真摯に考え抜く「検討会」

◆目次 1)はじめに 2)検討会の背景3)参加者の多様性4)検討会の在り方5)検討会についての参加者のコメント ◆はじめにコミュニティ・ユースワーカー(以後、CYW)1期生の坂牛です。10月22日の2期生募集説明会の後に、子ども・若者との関わりについて、多様な参…

CYW1期生活動中間レポート!CYWの実際の活動をお届けします!

コミュニティ・ユースワーカー(以後、CYW)1期生の坂牛です。 CYW育成プログラムが始まって早くも半年近く経ち、その間、私は主に3人と関わりました。その3人との関わりについて、簡略版の内容ではありますが、報告します。 ◆一人目の若者は知的障害の手帳…

CYW初の試み!伴走型の就労体験

コミュニティ・ユースワーカー1期生の坂牛です。 先日より行われているCYWの説明会後に、私が関わっている若者の、転職に向けてのサポートを行いました。 今回彼が取り組んだのは、PIECES内部の事務作業の仕事です(CYW2期生募集の説明会アンケートのパソコン…

CYWの不登校の支援について

◇自己紹介初めまして。CYWの坂本竜作です。私がこの世界に関わったきっかけは小中学生の学習支援でした。私は学習支援を通じて、子どもたちの背景、様々な社会課題を目にしてきました。その中で学校には行けてないけど学習支援の場には来ている子など、子ど…

古民家を活用した10代ママの勉強、家事の訓練ができる場作り

CYW1期生の塚原萌香です。 現在、CYWと連携している妊娠などの相談機関からの紹介や地域からの紹介で10代シングルマザーのサポートを行っています。 関わっている10代ママの中には親元から離れて生活しなくてはいけない子や、子育てをしながら、アルバイト…

貧困、虐待など様々な課題を抱える子ども達に関わる支援者育成プログラム

様々な課題を抱える子ども・若者に途切れない「つながり」を届けるコミュニティユースワーカー。 NPO法人PIECESがCYW育成プログラムを作り、CYWが様々な課題を抱える子ども達に寄り添う体制を作っています。 私たちは、専門家だけでなく、市民ももっと子ども…

逆!?子ども食堂!子ども達が大人にイタリアン料理を振る舞う食堂「子どもトラットリア」

最近、子どもの貧困対策の流れから「子ども食堂」が全国各地に広がり、今では約300ヶ所にまでその活動は広がっています。 その子ども食堂の発展のきっかけとなった「あさやけ子ども食堂」の近くで新たな子ども食堂が生まれました。 8月7日、一夜限りの完全…

【プログラミング教室】高校生Unity勉強会スタート!

CYWの北山雄大です。 今回はゲーム制作に興味のある高3男子と共にIT系の大学院に通うエンジニアの方にゲーム制作のお話を伺ってきました。 高校生は、大学に進学したかったけど、家庭や経済的な事情で進学できなかった でも、ゲームを作ってみたいし、人に教…

CYW自己紹介: 北山雄大

はじめまして、CYW1期の北山雄大と申します。現在は大学3年生で英文科を専攻しています。 以下の文で①CYWプログラム参加のきっかけ、②CYWプログラムに参加しての感想、③これからどのような活動をしていきたいか、について記述させていただきたい…

「人に頼れない」「死にたい」と感じる女子高生のための居場所作りプロジェクト

CYW1期生の安森正実です。 私は、居場所がないと感じる高校生のための居場所を作っていきたいと考えております。 ◆きっかけ そう思うようになったきっかけは、2つあります。1つは私が高校生のころ、父や母、友達などに、心から頼れる人がいなかったこと、も…

高校生VJユニットデビュー

高校生VJユニットデビュー PIECESでは現在、子ども達のニーズの多いプログラミングを学ぶ機会を作っています。これまでに、scratch, hour of codeなどを用いてゲームを作ること、企業にお邪魔し、社員との交流、パソコンの解体、組み立て、など、様々な機会…

子ども支援のアイデアソン「クリエイティブケース会議」

福祉などの現場で子どものケースに関して話し合うケース会議というものがあります。通常は子どもの支援に関係する専門職などが集まり会議を行うのですが、PIECESはそのケース会議をアレンジして、企業の人、地域の人といった普段子どもに関わる仕事ではない…

10代ママ支援スタート!

◆PIECESにおける10代ママへの支援 現在、ある支援機関や団体と連携し、10代ママをサポートする体制を作っています。10代ママからの相談は、主に、とある支援期間からの紹介による相談と、もとからPIECESが関わってきた子たちの妊娠出産の相談があります。(…

学習支援における居場所の形成

現在、PIECESでは各自治体の「学習支援」にコミュニティ・ユース・ワーカー(以下、CYW)を派遣することや、研修の提供を行っています。 貧困世帯(主に生活保護世帯)への支援として「学習支援」が行政主導で行われたのは、5,6年前のことです。そしてその学…

「人の育成」という子どもの貧困の新しいアプローチ

私たちはこれまで主に貧困や虐待など様々な課題を抱える子ども・若者の支援を行ってきました。 これまでは主に子どもの貧困といったテーマで中学3年生に関わり、彼らの高校受験の面倒を見てきました。 学力に遅れがあっても彼らと丁寧に関わることで高校進…

CYW紹介:塚原萌香

初めまして、CYW1期生の塚原萌香と申します。現在、中野区の小規模保育園で保育士をしており、保育士2年目となります。普段は0~2歳の子ども達と関わりながら、勤務後や土日の時間でCYWプログラムに参加させていただいております。以下、①CYWプログラム参加へ…

富士通とのコラボイベント〜デザイナーの頭の中を知ろう〜

富士通のデザイナーの方々とPIECESに関わる中高生でイベントを行いました。デザインとは何か、デザイナーの頭の中をのぞいてみようという企画で、体験のワークもありました。デザイナーの仕事の紹介に始まり、六本木のまちをフィールドワーク、気づきからア…

CYW紹介:安森正実

初めまして!CYW1期生の、安森正実(ヤスモリ マサミ)と申します。私は今大学1年生で、心理学を専攻しております。将来は臨床心理士として活動し、また24時間誰でも駆け込むことができる施設を作ることで、より多くの人々を助けていきたいと考えております…

CYW紹介:坂牛怜

はじめまして、PIECESのコミュニティ・ユースワーカー(CYW)第1期の、坂牛怜(さかうし りょう)です!この記事では、私の簡単な自己紹介の後、1)「これまでCYWプログラムに参加してみての感想」、2)「これからどのようなことをしていきたいか」、3)…