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コミュニティユースワーカー活動報告

NPO法人PIECESが運営するコミュニティーユースワーカーの活動報告ブログ

「人に頼れない」「死にたい」と感じる女子高生のための居場所作りプロジェクト

活動報告 女子高生の居場所作り
CYW1期生の安森正実です。
 私は、居場所がないと感じる高校生のための居場所を作っていきたいと考えております。 
 
◆きっかけ 
そう思うようになったきっかけは、2つあります。1つは私が高校生のころ、父や母、友達などに、心から頼れる人がいなかったこと、もう一つは、困ったときに駆け込めるところがないと命を落としてしまう危険性がある、と感じたからです。それに加え、高校生の自殺率は、中学生の自殺率より多いということも理由の1つとして挙げられます。 
 
 
◆私は当時、「頼りたい」けど「頼れない」状況が続いていました。私はそのような状況に居続けたためか、「人に頼る」という行為が難しくなっていきました。そのような状況は、本当に助けが必要な時に自分から手を差し伸べることができなくなり命を落としてしまうことにもつながりかねないのです。「今抱えている問題を解決したい」「話して楽になりたい」「自分には居場所がない」「死にたい」そのような気持ちを持っている子たちは私の周りにもいました。そのような時に「一緒に考えていこう」と言ってくれる人がいることで「もう少し頑張ってみよう」と感じたり、話すことで気持ちが楽になり「もう少し生きてみよう」と思えたりするきっかけとなるかもしれないのです。 
 
 
◆私はその子たちのあらゆる可能性を信じて、「頼りたい」と思った時にいつでも頼ろうと思えるような関係性を築き、またひとの温かみを感じられる場所を作りたいと考えます。また突発的に「死」を選択してしまう危険性を防ぐ為にも、いつでも駆け込めるような場所を作りたいのです。 
そのためにも、そこの場所にはお馴染みの人がいて、その人たちと一緒にご飯を食べたりスポーツをしたり、テレビを見たりする。それに加え、定期的に一人ひとりと向き合って話す場を設けることで人の温かみを近くで感じられ、その子たちと継続的に関わっていくことで、その子達が「いつでも頼れる人はいるのだ。自分には居場所があるのだ。」と思えるような関係性を築いていくことを目標にしていきたいと考えます。 
 
 
◆しかしこの居場所を作っていく上で、根本的な問題があります。それはどのようにして居場所のない高校生を探していくかということです。拠点となる場所を確保できたとしても、居場所を必要としている子を見つけることが出来なければ活動をしていくことができないからです。 
そこで、私は伊藤次郎さんにお会いしてきました。伊藤さんは、リスティング広告を使い、生きることが辛いと思っている人をキャッチし、メールで相談を行うなどして自殺予防に取り組んでいる方です。

ova-japan.org

 
 
◆伊藤さんから私は、居場所を必要としている子たちが普段どのような生活をしているのか、そのような子達は横浜で何人くらいいるのか、「自分がされてうれしい支援は何か」という視点で考えるのではなく「居場所を求めている子たちがどのようなことを必要としているのか」ということを具体的に考えていくことが、どのようなシステムが良いかを考える上で、またアウトリーチする上で必要なことであると学びました。 
そしてどのようにアウトリーチをしていくかという議題の中で、学校と連携していきたいという考えから、学校の中でも保健室と連携していくのかどうかなどをより具体的に考えることが大切だということや、同じような活動をしている団体はいるのかを把握することは連携できる範囲を広げていくことにつながるといったようなアドバイスもいただきました。 
 
 
◆ 今後はこのプロジェクトの必要性を今以上に言語化してより多くの人に伝えていき、同じような活動をしている団体と多く関わりながら連携できる範囲を広げていきたいと考えております。具体的に言語化していくことは難しいことではありますが、「居場所がないと感じる高校生のための居場所を作っていく」という目標に向かい、日々努力していきます。
 
CYW1期生
安森正実