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コミュニティユースワーカー活動報告

NPO法人PIECESが運営するコミュニティーユースワーカーの活動報告ブログ

CYWの不登校の支援について

活動報告 学習支援 不登校支援

◇自己紹介
初めまして。CYWの坂本竜作です。
私がこの世界に関わったきっかけは小中学生の学習支援でした。私は学習支援を通じて、子どもたちの背景、様々な社会課題を目にしてきました。その中で学校には行けてないけど学習支援の場には来ている子など、子どもたちの中にいわゆる不登校の子たちとも出会いました。出会った当初は、そういう子もいるのだなー、でも学習支援の場に来るのって不思議だなーと思っていました。
しかし、それからしばらくして、私自身が大学4年生の時にひきこもりを経験することになりました。それからは、人に会えるってすごい!不定期でも行けるってすごい!と驚きと出会えた嬉しさに私のほうがエネルギーをもらったりしています。

今回は不登校支援について書きたいと思います。

現在不登校支援に関して、私は、地域の方や人の紹介で不登校の子たちと親御さんに繋いでいただきながら、家庭訪問をしたり、その子が楽な場でお茶をしたりと柔軟な関わりを行っています。

◇気をつけていること
私はその子にとって、いとこのお兄さんのような存在で関わっていたいと思っています。
学校行かないで過ごしている時間に、一緒に好きなことをするところから関わりを始めています。ゲームをやることが多いです。スマブラは本当に偉大。
ゲーム以外には、その子が好きなことを私も好きになりながら本気でやるようにしています。そして、その中で子どもの様子からいろいろ考えたりもします。

なんのゲームが好きなのか、他に好きなことはあるのか、なぜそれを好きになったのか、など、何気ない雑談を通じてその子のことを理解し、信頼関係をつくっていきます。そのために、ひたすら楽しい時間をお互い共有することが大事だと思っています。

こうした話から、外に出るが難しいなら、その子が好きなことをイベントにして外に行かないと体験できないようなきっかけ(ゲームや機械が好きな子に、プログラミングができるイベントを用意しました)を作ったり、学力が不安なら、何でつまずいているのかを把握して、勉強のサポートを行い、不安を取り除くようにしています。
そういったことで、パソコンを解体したり、様々な経験を得られる機会を提供し、学校に繋がらなくても、何かに取り組むこと、学ぶことの楽しさ、人との出会いなどを不登校の子たちと分かち合っています。

そこから、なんだかよくわからないけど楽しい。そう感じてもらえたら幸せです。
私たちと会うことから外遊びへ、イベントへ、と続いています。
私たちは学校のことではないところから手を差し出し続けて、その子が手を取って踏み出すというのを繰り返し、学校(学校に限らずその子が一番不安に思っていること)のことにも手を差し出します。
学校以外のところでそういった経験が溜まっていくと、いずれその子が不安なところも自身で立ち上がって、一歩を踏み出す日がくると確信しています。

◇不登校に思うところ
不登校ということは子どもに限らず誰にでも起こりうることだと思っています。子どもたちにとっては学校は基本的に行くべきところなので、そこに行かないと不登校ということになりますが、大人だったら仕事がそれにあたると思います。
このような状態というのは、誰しもが経験しうる状態だと思うのですが、不登校はとても問題視されます。たしかに、今の社会の仕組みだと、不登校であるがゆえに、成長期の経験の差が生まれますし、その後の進路にも影響していまいます。
ただ、そんな時期もあるのかもしれない、と子どもや人に対してちょっと優しく思ってほしい。そんな時期だからこそ、家族で抱え込まず色んな人を頼ってみてほしいと思っています。

◇最後に
私自身がひきこもりを経験したこともあり、不登校の子たちと会えるだけでも、その子の勇気にすごい!と思うのですが、なにより嬉しいのは生きていてくれること。その時会えなくても元気そうなら良いです。
私に会えなくても、他にその子のことを考えている人に出会えるなら大丈夫だと信じています。
人が人に関心を持っていることが子ども支援に関わらず、大切なことだと感じます。
子どものことで困ったことがあれば気軽にCYWにご連絡ください。